「さしすせそ」の順番で調味料を使うのが良いと言う事は昔から言われていますが、
そもそも「さしすせそ」が何か、ご存知でしょうか?
知らない方、忘れてしまった方のために、ここで一度おさらいしましょう。
★「さ」は砂糖の「さ」
★「し」は塩の「し」
★「す」はそのまま、酢の「す」
★「せ」はしょうゆの・・・
※ エッ!?と思うでしょうが、昔は「せうゆ」と言っていたそうなのです
★「そ」はみその「そ」
(もはや頭文字でもない・・・)
全部正解した方、さすがです!きっとお料理上手さんなんでしょうね。
でも、知らなかった方も結構いたはず・・・
この調味料を入れる順番にも、もちろん理由があるんですよ。
まず、砂糖は甘みを出し、材料をやわらかくしますが、
塩を先に入れてしまうと材料から水分が抜け、引き締まるので、
甘みがしみ込みにくくなってしまうのです。
酢の主成分は加熱により蒸発してしまいますし、
しょうゆやみそも早くから入れると香りや風味がなくなってしまうので、最後に入れます。
つまり、難しく考える必要はなく、「塩の前に砂糖、残りは完成間近に入れる」
と覚えておけば良いでしょう。